多くの方が「コロナウィルス」により普段の生活に不自由な思いをしていることと
思います。
まだまだ、いろんなことに「折り合い」をつけた暮らしが続きそうです。
昨年末、50歳の自閉症の息子と母の二人の暮らしを描いた「梅切らぬバカ」とい
う映画を観ました。
母は、こだわりのある息子と「折り合い」をつけながら、日々を穏やかに暮らして
いました。生まれてから数々の出来事を経て、今の心地よい暮らしがあることが感じ
られました。
何かしらの助けを必要としながら歳を重ねていく我が子。老いていく自分。解決は
簡単ではありません。
映画の観客は母と同じ年代の夫婦が多く、同じ思いをされている方もいたのかもし
れません。
映画でもう一つ感じたことがありました。
隣人や地域との関係は、安心にもなり、辛くもなるということです。
「生活」と「近隣、地域」。やはり切り離しては進まないですね。
「知らないことでの誤解」にならないよう、「あきらめ、拒絶、排除」ではない
「折り合い」が、今がからこそ大切だと感じました。
今年も自分の気持ちを素直に伝えながら、「ここちよく」仕事に取り組んでいきた
いと思います。 代表 原田 清